映画の記事はネタバレつきです。あしからず。

by civaka

『終着駅-トワイライトエクスプレスの恋-』ドラマ

何度も、何度も、別れようとした。
でも、どうしても、できなかった。
どんなに遠く離れても、気がつけば、お互いがお互いを求めあってしまう。
無難な選択をしたはずなのに、無難な選択のはずの夫とは、どうしても、心がよりそわない。
無難な人生よりも、自分の心に素直に従う、そんな人生を選ぶべきだったのに。

いつもつい相手をなじったり、自分のいら立ちをぶつけてしまう。
だから、私たちは、あわないんだと、思ってた。
でも、それは違ってた。
好きだからこそ、心の距離が近いからこそ、自分の心を明かしてぶつけていただけで、だからやっぱり一番好きだからこその喧嘩だっただけで。
そんなことに、今更気がついた。
今からじゃ遅いのですか。
でもたぶん、もう、運命にあらがうなんて、無駄なことだ。
これから先にたとえ、修羅があっても、自分のこころに逆らう選択はもうできない。


とりあえず、見始めてみたら、なんだかそのまま見続けてしまって、ヒロインの中山美穂の声や、心が見ている側にすんなりとはいってくるそんな自然なシナリオだったような感じです。
佐藤浩市も、なんだか、男として味がでてきたなあって、思いました。
以前はやたら男らしさだけの俳優であんまり好きじゃなかったのですが、今回のドラマでの佐藤浩市はよかったです。
中山美穂は、おばさんになったなぁ。あいかわらずきれいだけど、ちょっと容色落ちたかも。でも、そのうつくしすぎないところが、主婦でありながら、自分の日常に満たされていない、女性の寂しさをよく醸し出していて、とにかくドラマとしての全体のバランスが、自然な感じでよかったです。

前半は寝台列車の旅番組みたいで、列車で見る夕日や、豪華な展望スィートルーム、レストラン、などなどを見ることができて、トライライトエクスプレスに乗ってみたくなりました。列車の宣伝番組の要素もたっぷりでした。その部分も楽しかった。

世の中の流行や、みんなが選ぶもの、無難なもの、そんな選び方でなく、自分の好きなもの、興味のわくもの、そういうものを基準に人生を選んでいった方がいい。そう思わせるお話でした。
みんなが選ぶ無難なものの中で、広いけど末席にとりあえずいるより、狭くても、自分の好きなものの世界でトップにいることを目指す。そんなほうがいいんじゃないかと、思う。

無難な生き方なんてつまらない。
無難な選択が楽な道とは、かぎらない。


でも今の私の人生ってなぜかすごく無難。ふつうの主婦だしぃ。emoticon-0140-rofl.gif

3・20TBS放送でした。
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by civaka | 2012-03-21 09:28 | テレビ・ドラマ | Comments(0)