都会と地方。
都会といえば、東京のことだけれど、この東京のミニチュア版を各県につくる。
東京が日本の首都であるように、各県に県の首都、県都をつくる。
東京は、結構厳しいところでもあり、東京にあわなくて、故郷に戻ってしまう人も多い。
でも、県都なら、東京ほどは、厳しくないし、自分の生まれ故郷でありながら、都会であるところ。
いまある県庁所在地の市をさらに、レベルアップさせて、都会にする。
地方自治体は箱ものを造るのだ好きだけど、どうせ作るなら、この県都の外周か中のあいている土地に公営住宅を作る。
そして、へき地やほとんど高齢者だけの村などに住む一人暮らしの高齢者さんたちを住まわせる。
もちろん、強制ではありません。江戸時代や、社会主義国家じゃないですからね。
ただ、他に引越すことが出来なくて、しかたなく、住んでいる場合もあると思うし、山などは、雪崩や、水害、などの災害による住むには危険な場所住んでいる場合もあるからです。
災害によって、家をうしなってしまったばあいにも、これらの住宅にすんでもらうといい。
すでに子供たちが都会に入ってしまったりして、昔からの家で住居費がかからず、おかねがかかるしなれないから、他に行けずにそこに住んでいる場合など、この公営住宅に引っ越してもらえば、いい。そうすれば、ほぼひとのいない村まで水道電気などの施設をメンテナンスしなくても済むし、郵便配達や、県や市の役所が行ういろいろな対応もしなくて済む。
賃貸料もすごく安くしたり、80歳以上は、無料にしたりでもいいと思うし。
そうすると、少ない年金の生活でも、なんとかなりそう。
公共事業は、集会のためのホールや、野球場などのスポーツ施設をつくっているけれど、そういうものは、使用するのは、極一部の人。
野球なんて、あんなにひろいのに、9人しか遊べないし、野球をやる人しか使えない。
ある意味すごく効率悪い。
住むところのような、生活の基本を、公共で保障してもらって、娯楽は自分のお金を使う。
というのじゃ、駄目なのかな。
場合によっては、社会主義っぽいか。
でも、娯楽って大切なものだよね。
生活の基本がもっと安く済めば、娯楽にお金を出すようになる。
というのは、だめですかね。
そして、この公営住宅に住む人が増えれば、その周りには、自然に、スーパーができ、家具や電化製品、雑貨の店が出来始める。医者の診療所も出来る。ドラックストアもできる。それらが出来れば、そこ之近くに他の人たちもすみはじめるし、それらのお店で働く人たちのための住まいも出来る。その人たちが住むことで、さらにそのための新たな店も出来る。病院や保育所、幼稚園が、でき始める。
そんな風にしてだんだん新しい都会ができていく。
県都に引越してもらえば、県がおこなう行政のメンテナンスもらくだし、生存確認なども楽。
都会に住むことで、スーパーや医療機関に行くのも楽。
映画館やショッピングセーンター、趣味のお店も、近ければ、自分で行ける。
その分、都市の収入もふえる。
人の多いところなら、ぼけにくくなったり、老けにくくなったりするかも。
意識が覚醒する。
村全員で引っ越して、同じ住宅になるようにしてあげる。
また、公営住宅自体は、大型のものではなく、なるべく小さめのものをたくさん作る。
その方が、建て替えがやりやすいはず。
東京だけが都会じゃない。
県にも大きな都会があれば、親を残して都会に出なくても、県都で仕事が出来る。
東京はもうマックス状態。住居費も物価も高いし、住むのは相変わらず大変。
県都レベルでくらす方が楽になったらと、思う。
これは、東京を否定しているわけじゃなくて、東京のような街をより地方にたくさん作ったらどうかという話です。
非難されることも多い東京だけど、それでも、多くの人が東京にやってくるのは、やっぱり都市としての魅力があるから。
東京の魅力って?
人が多い。
仕事が多い。会社が多い。
娯楽が多い。美術館、劇場、博物館、飲食店、洋服店などのお店。
お店が多い。だから、いろいろなものが手に入れやすい。
だから、県の都市も、ただ、県庁所在地というだけでなく、もっと大きくて人が多くて、なんでもある街にする。
かつては、日本は農業国家で、ほとんどは、農民だったから、農地をもとめていろいろなところに拡散し、みつけた農地のそばに住んでいた。そこに村が出来た。かつての村はそれなりに、仕事があり、人がいて、需要もあったけれど、今、仕事のほとんどは、農業ではなくなってしまっていて、農地のそばに住まない人の方が多い。住んでいたまま、移動できなくて、そこにいる場合も多い。
でも、人というのは、群れてすむもので。都市にすんで、畑に通勤することもできる時代なのではないかと、思う。なんたって、車っていうものがあるんだから。今の時代は。でも、畑と離れて住むと、農作物をぬすまれたりしないのか。それだけは、私も心配です。