世の中には色々なタイプの人間がいるのだけれど、
それを色々なタイプの二種類に分けることができる。
内向きの農耕タイプと、外向きの狩猟民族タイプ。
外向きの人は、囲まれた人間関係の輪の中にずっといるのが苦手で、
常に外に出て、知らない人との新しい出会い、新しい人間関係を作るのが好き。
だから、浮気ばかりして、離婚ばかりしている人は、性的な理由で浮気するのではなくて、実は、
常に新しい出会いがないとだめで、だから、浮気ばかりになってしまうのだけれど、
本当はただ、家庭という人間関係の閉鎖されたループが苦手なだけだと思う。
家庭で、家事だけやって主婦として収まっているのが苦手な女性もまた、
外に出て、働くほうが向いている。
そういう人は、家事は、できる限り手を抜いたり、外注したりして、働いたほうがいい。
今は、ルンバも、食洗器も、ダスキンもあるし、そういうものをどんどん使って、
家事にとらわれない生き方をしたっていいと思う。
私の母も家事が好きじゃなくて、大して掃除もせず、いつもで歩いていた。
外では寺いているわけではなくて、近くにある実家にしょっちゅう遊びに行ったり、
いくらか実家の仕事を手伝いつつ、買い物に行ったりして、
いつもで歩いていた。
家にいるのを見たことがない。
そんな外向きの人だったけれど、
男を作って出ていくようなことはなかったのだから、まあいいか。
そして、父は、ほとんど友達も作らず、
自営業だったので、ずーっと家にいた。
典型的に内向きタイプである。
浮気ばかりする旦那は、家庭を閉鎖された社会ではない方向にもっていくしかないのだろう。
だから、アメリカなんかだと、常にホームパーティーをして、家に他人を入れたり、
家庭単位で、外とかかわる機会を増やしているのだろうと思う。
アメリカは、狩猟民族タイプの人が多そうだもの。
夫を浮気させないための重要なテクニックだ。
極端な場合だと、スワップなんてことまでやっているけれど、それはまあ、どうなんだとは思うけれど。
一方で、内向きの人たちは、農耕社会の日本に多いタイプ。
外に働きに出ずに、家にいることの方が好きな主婦だっている。
今は、主婦でも働くことが、ふつうとされいるけれど、
それが今の社会の常識になっているとしても、
家にいたい人は家にいればいいと思う。
それぞれの特質にあった生き方をすればいいと思うし、時代の価値観にこだわらなくてもいいと思う。
でも、内向きの多い社会にもかかわらず、
日本という国は、友達の多い社交的な人間を良しとする価値観があるし、
社会で働くには、協調性が求められる。
そんな社会に特に内向きの人間が出ていこうとすると、結構きつい。
いろいろとうまくできないうちにすっかり嫌気がさして、
引きこもりになっていくのも無理ないのではないかと思う。
もう少し、内向きの人間が許容される社会になるといいのだが。
パソコンの普及で、家でできる仕事が増えていけば、
多少人間関係が苦手でもなんとか生きていけるようになるといい。
昔の農耕社会は、内向きでも困らない社会だったのだけれど。
外向きなら、ちょっと江戸に出ていけばいいだけだし。
外向きの人は地方の土地からでて東京に来る。
内向きの人は、そのままその土地にとどまる。
それぞれがそれぞれの生き方をすればいい。
そして、その特質を前提に問題の起きないように対策をとったほうがいい。
人はそれぞれ。
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