映画の記事はネタバレつきです。あしからず。

by civaka

『パラダイス・キス』

『NANA』で話題となった矢沢あいの原作作品の映画化です。a0226627_1205287.jpg
『NANA』よりも、前の作品ですが、全5巻のストーリーをうまくエピソードを絞ってまとめてあり、意外といい作品でした。さらに、原作と違うハッピーエンドのラスト。こんな結末もありなんですねえ。

原作よりも、テーマがかなり明快でわかりやすく、それをうまくラストにつなげてあり、しかも、原作をむりやりかえている感じもなくて、なかなかの好作品だったと、思います。
飽きることなく、面白く見ることができました。

主演北川景子さんも、高校生とは思えない、すぐモデルになっても違和感のない美貌の主人公ゆかり、にぴったりで、演技もなかなかよかったと思います。
また、モデルの時の表情、細かい微妙な変化が、特によかったです。

ジョージ役の向井理も、背の高さ、抜群のプロポーション、普段めったにお目にかかれない、男性だと、なかなか着ることのない派手な衣装を着ていて、それでも、違和感なくかっこいい。堪能させていただけて、たのしかったー。向井理かっこいいっ!!!

ジョージの規制の枠に収まりきらない奔放さが、日本では結局うけいれられず、ジョージはパリへと旅立つのが原作のラストですが、映画では、そういう奔放さの受け入れ先として、アメリカのショービジネスという特異な世界の中で、成功するという解釈でした。こんなラストにちょっと納得。

そういう解釈によって、二人がハッピーエンドのラストを迎えたシナリオが、原作を超えた展開となって、すっきりとしたというか、ほっとしました。原作では、別れてしまった二人が、結ばれて、うれしかったです。

ジョージが最初にめざした「女の子に幸せをあたえる服作り」ではないけれど、ショービジネスによって、舞台衣装づくりというもので、老若男女すべての人に幸せと夢をあたえるという結末は、それもそれでまあありかなと、思えました。

学歴社会で生きることが幸せという固定観念からの脱出、自分の頭で考え、自分の意思で行動し、母親からの強制でなく自分で自分の人生を生きろ、と、ジョージは、何度も言います。自分の意思でモデルをめざし、仕事がらみで訪れたアメリカで、ゆかりは、自分の足でジョージのいるところにたどりつきます。
ジョージもまた、女の子のための服作りという固定観念から脱出し、舞台衣装づくりという分野に至るまでになります。ここまでいくのには、ジョージもまた相当の苦しい葛藤があったのではないでしょうか。
ゆかりも、ジョージも、ゆかりの母も、視聴者も、思い込みや固定観念から、脱出していく。
自分の頭で考え、自分の意思で行動する。

人生という舞台を自分の足で歩け。

という物語でした。

ロボットのような歩き方をしていたゆかりが、
本番では、もっとも美しく歩き、満場の喝さいをもらうシーンもまた、印象的でした。
(でも、いくらはじめてでも、あの歩き方はちょっとありえないと、おもいますけどねぇ。)


それにしても、『NANA』21巻の後が、発売されないけど、どうなっちゃたのでしょうか。
21巻で完結したのでしょうか?

完結するところまで読みたいです。

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パラダイス・キス@ぴあ映画生活
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# by civaka | 2011-12-14 12:21 | 映画 | Comments(0)

知識とは

かつては、どれほど多くの知識をもっているかだったけれど、
インターネットがこんなに普及した今、

どれほど他人がしらない知識をもっているかが

勝負の分かれ目。

検索で一発ででてくるサイトに書いてあることなんて、ほぼみんなが知っている。

と、想定するならば、
他者のの知らない知識はどう手に入れるのか。

検索を繰り返して、めったに検索にひっかからないにもかかわらず、
すごいことの書いてあるサイトをさがしだすのか。

お金を払って、本や雑誌を買うのか。

その道のプロフェッショナルと、仲良くなるのか。

自分で見に行くのか。
自分自身で、考えだすのか。

うーん。

どうしたらいいのか。
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# by civaka | 2011-12-13 09:51 | つぶやき | Comments(0)

月食

昨夜はじめて月食をみた。

真っ暗な夜空にバレーボールが、落っこちることもなく、ぽっかりと浮いている。

11時ごろが月食の見ごろの時間と聞いて、寝る前に窓の外を見上げてみた。
薄く赤っぽい白いボールそのもののお月さまだった。

いままで何回も月食はあったはずだけど、いつも見そびれていて、こんなにはっきり見たのは初めて。
光があたらないのだから、真っ暗で、みられないだろうにと、思っていたのに、暗い夜の空の中で、光を自分から発していないと、こんな風になるのかと、初めての月食をしばしじっくりと観察した。

日食とは、ぜんぜんちがうんですね。
おもしろかった。

でも、写真にうまくとれる自信がなくて、撮影はしませんでした。
でも、たぶん、写真に撮らなくても、忘れない。と、思う。
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# by civaka | 2011-12-11 11:19 | つぶやき | Comments(0)

お酉さまに行ってきた

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実家が自営業でしたので、嫁に来るまでよく両親につれられて、毎年浅草のお酉さまにいってました。その習慣がそのまま残って、結婚後もお酉さまがあると出かけていきます。夫は会社員ですが、一応、副業もあることですし。
でも、浅草は大変なので、もっと家に近い門前仲町にいってます。

我が家が買うのは、神社が直接売っている1200円の普通の熊手です。出店で豪快に売っている大きな熊手ではありません。

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毎年毎年ずーっとおんなじものを買いっ続けています。
両親がずーっとそうしていたから。

そのあとは、お好み焼きともんじゃ焼きと焼きそばを食べて、お茶して、ケーキを買って帰ってきました。

何のこともない普通の休日。

でも、いいお天気でよかったです。
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# by civaka | 2011-11-29 18:19 | 東京散歩 | Comments(0)

『就活のバカヤロー』

リクルートのバカヤロー

いやいやいやまったくね。
読後のまず第一の感想はこれですね。ほんとにまったく。

まあ、私自身がシューカツしたわけじゃないですが、息子のシュウカツを横で見てただけでも、この本にかいてある現代の新卒生のシュウカツの実態が実にリアルに書いてあることがわかるし、そして、そうだそうだと、納得することもヤマモリです。

シュウ活やる前に読んどけばよかったのかどうか。
成果につながったかはわからないけど、これ読んどけば、あそこまでしゅうかつにふりまわされなかったろうにとかは、思います。ほんとにね。

読んでいて、一番思ったのは、中学受験と構図がそっくりです。

受験生→シュウカツ生
小学校→大学
私立中学→会社
受験塾→就職情報会社

結局のところ、受験塾にあおられたように、今度は、就職情報会社の提示する情報に踊らされて、右往左往させられているのが、シュウカツ生と、会社というところ。

情報過多。

すべての問題点はつまるところここに付きます。

情報おおすぎ。就職情報会社のいうことを真に受けすぎ。

いらないこんなもの。

就職情報会社のせいで、わずか数名の求人ものすごい数の応募者。
そのせいで、雑な面接。
そのせいで、採用を失敗。

ほんとうは、それなりにいい人材なのに、おちるのも、また、そのせい。

リクナビ、マイナビなんてものに登録せずに、普通に自社のホームページで求人すればいいだけだろうにと、思います。
大企業は特にそうだしね。

大学の授業がシュウカツで犠牲になるのも、必要のないシュウカツ会社の合同企業説明会なんかに参加するせい。

大学のキャリアセンターがまったく役に立たない代物であること。
シュウカツ会社によって、あこぎに搾取されているのが、大企業以外のなかなか人材のこない中小の会社だったことも。
会社の人事部の実態も。
どれもとてもよくわかりましたし、ためになりました。


まあ、とにかく、もう少しなんとかするためにも、一読の価値は十分にありました。


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# by civaka | 2011-11-22 17:04 | 読書ノート | Comments(2)