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by civaka

『喘息は自分で治せる』本

喘息になってから、はや、15年くらい。
喘息は治らないと言われ、とりあえずちゃんと薬のんでいれば、特に困ることもないしと思っていたけれど、最近は都の喘息補助もなくなるし、まいど医者に行くのもめんどくさいしなぁと思いつつ、ふっと、「喘息、根治」で、検索して出てきたのが、久徳クリニックさんのサイト。

喘息は治ります。

ほんとか?

で、久徳先生の本。読んでみた。

「喘息は自分で治せる」久徳重和

喘息は、現状アレルギーが原因と言われている。
しかし、今増えている大人の喘息の場合、アレルギー検査をしても、アレルギーが出ない場合も多い。
実際、私もずいぶん血液検査をしているけれど、アレルギーはない。
今はやりの花粉症も、ほこりも、ダニも反応がでてこない。
でも、喘息。

なんでや。

子供の喘息は大人になるにつれて、治る場合がある。
ちなみにうちの二人の子供は10歳で発祥、大人になったけど、治ってません。

治るばあいもあるのに、基本治らないと言われている喘息。
おかしいのではないか。
喘息はなおるのではないか。

そもそも、喘息の原因はアレルギーなのか。

で、この先生は考えた。
喘息のそもそもの原因は、ステロイドホルモンの不足。

喘息のひどい時はだいたいステロイドホルモンの薬がだされるわけだけれど、
そもそも人のからだでは自分でステロイドホルモンをつくっている。
そのステロイドホルモンを自分で作れなくなっているのが、喘息患者の、ぜんそく発症の原因ではないかと、著者は語る。

たしかに、そうかもしれない。

アレルギーはその体調の悪い状態ゆえに付属でついてくるにすぎないと、思われるらしい。

しかし、アレルギーが喘息の原因と医学界では、常識になってしまった。
けれど、いくらアレルギーの薬をのんでも、減感作療法をしても治らない。

アレルギーではない喘息の大人患者がいるのもその証拠と言える。

著者の父親自体がともとも大学で教授として、ぜんそくを研究し、アレルギーではなく、ステロイドホルモンをその原因としていながら、結局、時の医学会の学説の勢い、時流には負けてしまったらしい。

著者はその父親の開いたクリニックを引き継いで、現在もぜんそく根治治療を続けているらしい。

喘息を治すには、ステロイドホルモンを自分で出せるようにすること。
そのために、朝晩二回、15度の水をかぶり、朝晩20分以上の速足ウォーキング。
と言うことらしいのだけれど、

できれば、もっと他の方法や、ホルモン精製力を回復できる薬の開発などをもっと研究できなかったのだろうかとも思う。

水かぶりは高血圧の多い大人にはやりづらいし、
朝晩のウォーキングも、勤め人なら普通に通勤でやってるんじゃないかとも思う。
これだけで本当に治るのか、ちょっと疑問なのと、
実際には、私自身たったこれだけのことが、できない。

この治療説はありだなとは思うものの、
本当にこれで治るのかはかなり疑問なままである。

脱アレルギー、の喘息治療法が、もう少し進んでくれないものかと、
つくづく思う。

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ぜんそくは自分で治せる (祥伝社黄金文庫)

久徳 重和 / 祥伝社

喘息の考え方がかわった。原因はアレルギーではなくて、ホルモンがつくれなくなるから。

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by civaka | 2015-04-02 23:29 | 社会のあり方を考える | Comments(0)