『地方紙を買う女』
2016年 03月 13日前回の作品も、今回の作品も、松本清張にしては、なんかいろいろと矛盾がおかしくて、設定が変。
前回は、犯人捕まらないし、小説家は、犯人に毒殺されちゃうのですね。たぶん、こちらのほうが原作に近いのだと思うのだけと、今回は、時代設定が現代になっているし、犯人が殺人を行うまでの設定も、結構苦しい。
かなり無理があると思う。
第一、議員秘書の妻が、ホステスなんてやるかなぁ。
しかも、夫の母親の看護のために、妊娠した妻に中絶させるとか、ありえない。
時代設定だって、現代なんだから、妊娠が理由なら、母親は、老人ホームに入れるという方法もあるはず。介護認定をうければいろいろ補助があるのだから、なにも、中絶させてまで、母親の介護が優先されるなんて、どうかんがえても、おかしい。さらに、産んだ後だって、保育所に預けるということもできるはず。
まあ、いろいろとお金かかるけれどね。
そこまでするほど、議員秘書って、議員のために尽くしたりするものなのですかね。
そのあたりは、知らない世界だから、わかりませんが。
昔の話はすぐ、ホステスとか、芸者とか出てくるんだよねえ。
女が話のアクセサリーになってるだけだなぁって思う。
やっぱり、日本のドラマはつまらない。
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