メール便配達と搾取の構図
2017年 07月 10日
あまりに暇なのと、あまりに運動不足なので、メール便配達の仕事を始めてみました。
すでに、はじめて、一か月。
初めての支払調書をもらったので、
今までの労働時間から、時給を計算してみました。
初めてなので、能率が悪いのもあるけれど、それでも、これはどうよというくらい、安い。
時給ほぼ400円です。
これから能率を上げたとしても、500円がいいところのような気がします。
まさに搾取されているなあと感じます。
こんなに割の合わない仕事ですが、それでも皆さんやっているのですね。
とても不思議ですが、時間の融通のきかない子育て中の主婦や、老後まじかの主婦のお小遣い稼ぎとか。
配達単価表の提示もなく、説明で聞いた通りの金額通りでなく、ずって安い。
それこそ、聞いてた話と違います。
まさに相手の言い値そのまま。
いきなり、値下げなんてこと、ないのかなあ。
それでも、みんな文句も言わずに働いているのは不思議。
せんだって、ヤマト運輸が、残業代を要求して、ニュースになりましたが、
もっとさらにその下の、メール便配達となると、もっと、安く使われている状況ですね。
ヤマト運輸も、残業代をきっちり払ったら、その年の収益が激減したとか。
つまり、社員のタダ働きで、利益を作っていたわけで、
それでも、役員はきっちり、高給をもらっているわけですよねえ。
雇用の場合は、最低賃金が保証されているけれど、メール便配達のような仕事は、委託なので、最低賃金とかも、保証されないわけで。
配達単価表もないのは、たまたま私のかかわっている会社だけなのか、ヤマトや、佐川では、きちんと出しているのか。わからない。
今の仕事は、他の主婦の人たちの話を伝えで聞いているけれど、月、7000円くらいにしかならないとか。
こういう、これから増えていくであろう、仕事も、法律でもう少ししっかり、まもってほしいと思うのです。