薬を盗まれそうになった話
2018年 04月 07日
いつものように喘息のクスリをもらって、自転車に入れて、スーパーに買い物に入った。
買い物をすませて、自転車に戻ってみると、ホックだけとめて、ファスナーは占めていなかった、自転車のかごのカバーが大きくあけられている。
この日、風が強かったけれど、風だけでこんな空き方はしない。
もしかして、泥棒?
かごの中を見てみると、服と二冊の本はあるけれど、さっきもらってばかりのクスリの袋がない。
食べ物かと思われて盗まれた?
もう一度薬局に戻ってもらわないとだめかも。
道端にすてられてないか?と、見てみるけど、ない。
でも、よく見ると、サドルの上に置いてあった。
よく見たら、薬だから、持って行ってもしょうがないと思って、
おいていってくれたのか。
よかった。
でも、泥棒にあうのは怖い。
これからは、ファスナーもちゃんとしめよう。
そういえば、こないだ、セブンイレブンの前を自転車で通ったとき、
おじさんがお店の前に停められた自転車からスーパーの袋を盗ろうとしているのを見かけた。
でも、タイミングが悪くて、盗もうとしたのか、ゴミの入った袋をかごに入れた瞬間だったのか、
今一つよくわからなかった。
こんな時、
「どろぼーーーーーー」
という勇気がちょっとない。
さらにそういえば、
駅前で、ちょうど店主のいないたこ焼き屋から、おじさんが一つたこ焼きを盗む現場をまさに見てしまったことがある。
でもやっぱり、
「どろぼーーーーーー」
という勇気がなかった。
そんな話を旦那にしたら、
「電車の上の網棚もそうだよね」と言った。
あれ、誰のものかわからないから、誰がもっていっても、本当に本人のものかわからない。
自分が座っている上野網棚じゃなくて、反対側の網棚に置く人もいるそうで。
反対側においておけば、誰かにもっていかれないように見張りやすいかららしい。
でも、座っているところの反対側からカバンを取って、降りて行ったら、
それは、盗んだのか、自分ものなのか、
はたで見ている分にはわからない。
載ってカバンを置いて降りていくまで、全部見ている人なんて、
そうはいない。
だから、網棚のものなんて、誰のもので、誰が持て行くのか、
わからない。
だから、うっかり
「どろぼーーーーー」
なんていえない。
うっかり
「どろぼーーーーー」
なんていって、殴られたりしたら怖いし、
間違っているかもしれないし。
やっぱり、見かけても、
黙っているしかないかもしれない。
そう思うと、
「ちかんだーーーー」
といって、叫ぶ女子高生は勇気あるなあ。
うっかりするとちかんと騒いだその相手から、
殴られたり、蹴飛ばされたり、する可能性だってある。
顔面パンチなんかされたら、
たとえ、ちかんを捕まえたとしても、リスクが大きい。
ドロボーーーーに出合ったら、
どうしてますか。
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