旅行や、都内散歩、関東近辺の日帰り旅行、普段の生活や思ったことなど書いてます。

by civaka

『源氏物語千年の謎』

まあまあの出来というところでしょうか。a0226627_1313957.jpg

生田斗真の『青海波』が観たくていったのですが、まあまあというところでしょうか。
でも、全体にすごく雅できれいでした。

六条の御息所役が田中麗奈で、どうよとおもったのですが、彼女の特別に印象的な目が、生霊の役の時にまさにぴったり。ミステリアスな源氏物語もなかなかです。

千年の謎とかいいますが、紫式部が源氏物語を書いた動機が、藤原の道長への恋情と、嫉妬というのは、なんかちょっと安易なような気がします。嫉妬だけで、あれだけの物語がかけるとは、思えない。

それと、源氏物語は、実際には、ばらばらに書かれたもので、時系列をととのえたのは、後でのこととか。
桐壷の巻から、順番に書かれたわけではないはずです。
まあ、フィクションですからね。

でも、六条の御息所の生霊の部分がかなり描かれていて、見ごたえはあったかもしれません。

時代考証は、いいまでみた源氏物語の中では一番リアルだったと思います。

何作も作られていますが、作られるにつれて、だんだん時代考証や、建物、調度などが、それらしくなっていくようです、そのあたりだけは、いいです。


藤壷役の真木よう子さん。美人なんだけど、声がハスキーすぎてねー。ああいう時代だから、声の美しさって、かなりの美人の要件だっただろうにと思うんだけど、声が美しくなくて、そこが残念。

でも、キャストや、セットはよかったし、この後のストーリーも、作ってほしいかも。
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# by civaka | 2011-12-23 13:09 | 映画 | Comments(0)
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生協のピザ生地を買って、のばして、トマト缶でつくったトマトソースをのせて、具を載せて、チーズをのせて、家のオープンで焼きました。
素直に自家製。

変な味がしないし、油でギトギトしてないし、すっきりさっぱり、でも、すごくおいしい。
はぁ、しあわせ。

先日ひさしぶりに出前ピサとったら、なんかまずくて・・・。
アブラギトギトだし。
なんかへんな味。
しぶしぶたべてた。

しかたないので、久しぶりに自分でつくった。
ゲキうまい。

パン焼き機ももってるので、ほんとは、生地も、買わずに自分でも作れるんだけど、
生地作るとなると、時間かかるので、夕飯の時間から逆算して、セットしないとならないのが、ちょっとメンドー。
しかも、うかうかしてると、醗酵しすぎちゃうし。
でも、すごいおいしいですが。

今日のピザは、

クラッシュトマト、
たまねぎ
ピーマン
アスパラ、
ハム
ベーコン
しめじ

焼きあがってから、ベビーリーフものせてみました。
フレッシュでおいしかった。

トマトソースも、トマト缶からクッキングカッターかけて、すこし煮込んでつくりました。
ピザは、オーブンで200度13分。

野菜と、トマトソースと、チーズのハーモニーが抜群。

石窯で作ったら、きっともっとうまいぞーーー。

はう。
ごちそうさま。
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# by civaka | 2011-12-17 20:17 | お料理 | Comments(0)

『SOMEWHERE』

「ここではないどこか」a0226627_22245844.jpg

それは、いったいどこ?

一人の男が大人になる瞬間を切り取った物語。
と、私は、そう、解釈しました。

主人公ジョニー・マルコは、ハリウッドの人気俳優。
売れっ子スターの彼は、当然モテモテで、どこにいっても、引く手あまたで、片っ端から美女たちが寄ってくる。俳優になる時も演技の勉強など一切しないまま、俳優になってしまったラッキーガイだ。
仕事も女もまったく苦労することなく、手に入れてしまっているのだ。
彼はまだ人生において、苦労したことも、辛い思いをしたこともないに違いない。

だが、彼は、実は一度結婚していて、娘も一人いる。
けれど、もてる彼は、当然結婚してからも、浮気だらけであったろうし、そんな夫に業を煮やした妻は、娘をつれてでていってしまったのではないかと、思う。

女も遊びもやりたい放題の彼。
ところがそこにある日突然、その一人娘クレオがやってくる。
彼は、娘が三年もアイススケートをやっていることも知らなかったところをみると、ほとんど、家のことも家族のことも、ほっぽりっぱなしで、仕事と、女と遊びに夢中だったのだろうと、思う。

すぐにスターになった彼は、まだまだ遊びたいさかりのまま、ついうっかり、子供ができて、結婚してしまったのだろう。そんな彼に、家族を守る責任感なんて、てんで、なかったのだろう。

ところで、クレオの方は、そんな父親がそれでも好きらしい。ジョニーの包帯にサインをしている。
サインというのは、スターを象徴する行為。
売れっ子で大人気のスター俳優であるジョニーは、クレオにとってはあこがれの自慢の父親なのかもしれない。
この映画の監督ソフィア・コッポラもまた、父親と同じ、映画監督の仕事に就いている。彼女もまた、父親が大好きで、自慢の存在だったのではないかと、思える。

父親のもとにやってきたクレオは、娘がいるにもかかわらず女と遊ぶ父親を目の前にしても、怒ることなく、じっと黙っている。もし、そのことで怒りだしたり、ジョニーを非難したりしたら、もう、ジョニーのところにはいられなくなる。だから、じっと我慢している。

けれど、そういう状況の中で、一緒にイタリアに行ったり、ショーをみたり、プールで泳いだりして、一緒に遊び、一緒に過ごすうちに、だんだんジョニーは、娘と同じ時間を過ごすことが楽しくなってくる。
キャンプにいくのをもう一日伸ばして、「もう少し一緒にすごそう」と、クレオに言う。

彼にあいかわらずよってくる美女たちに対しても、この頃にはもう、関心をしめさなくなっているジョニー。
彼にとってももう、クレオは大事な存在になっているのだ。
イロコイではなく人を好きなる事。そんなことをジョニーは、初めて体験する。
女遊びや娯楽ではえられなかった楽しさをジョニーは初めて知る。

それでも、別れはやってくる。
クレオをサマーキャンプに送り届けたジョニーは、父親らしい情愛の言葉をクレオにかける。
心のつながった二人の別れ。

クレオのいなくなった生活はもうさびしくて、彼には、耐えがたいものにすらなっていたのだ。
彼はさびしいということ、心の空虚というものをはじめて体感する。

そして、すこしづづ変わっていくジョニー。
初めて自分でスパゲティーをゆでて、自分の食事を作ってみたり。
料理をする。片づけをする。
生活するということを意識しはじめたのだ。
彼は人生というものをまじめに見つめ始める。

そして、ホテル住まいにも、放蕩生活にも、別れをつげるラストシーン。
放蕩の象徴ともいえる彼の愛車フェラーリを砂漠に乗り捨てて、歩き去るジョニーの顔には、かすかな笑みがある。

もう、子供のように遊び呆けている子供から、大人の一人の男にと、彼は、成長したのだろうと、思う。

ところで、娘のクレオの方は、小さいころから父親のいない生活、不安定な母親。
そんな中で、じっと耐えて、暮らしてきた彼女は、すでに、大人になる寸前にいる。
11歳のあどけなさと、11歳とは思えないような、落ち着いた美しさを持っている。
俳優さん自身の美貌もあいまって、みているこちら側は、本当にうっとりする。

彼女はあと数年で、大好きな父親の後を追いかけるように、ハリウッドで女優としてデビューするに違いない。
監督ソフィア・コッポラが父親と同じように、映画監督になったように。

それにしても、大人になるって、むずかしいなぁ。

仕事も恋も遊びもうまくいきすぎて、大人になりそびれたジョニー。
両親の不和によって、ずっと寂しさやつらさにたえながら、すでに大人になりはじめているクレオ。

どんな状況にせよ、ひとはやっぱりいつかは、大人にならなければ、ならないのだろうな。

ここでははないどこか。

ここ。
人はいつまでも、子供の場所で楽しいだけで暮らしいるわけにはいかない。

どこか。
それは、大人の場所。人生の痛みと寂しさを乗り越えて。たどりつかなければ。




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# by civaka | 2011-12-16 22:25 | 映画 | Comments(0)

ネットアンケート

私はネットでのアンケート時々やってるんですけどね。

やってるとなんかねー、アンケートっていうより、なんかただの宣伝なのかなって思うのです。
洗剤とか、歯磨きとか、化粧品とか、ね。
アンケートやってると、ずーっとその新商品の説明を読むように強制される。

アンケートなんてどうでもよくて、ただの新商品の宣伝のようなきがするんだけど。

どうなんでしょ。
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# by civaka | 2011-12-15 22:11 | 社会のあり方を考える | Comments(0)

『パラダイス・キス』

『NANA』で話題となった矢沢あいの原作作品の映画化です。a0226627_1205287.jpg
『NANA』よりも、前の作品ですが、全5巻のストーリーをうまくエピソードを絞ってまとめてあり、意外といい作品でした。さらに、原作と違うハッピーエンドのラスト。こんな結末もありなんですねえ。

原作よりも、テーマがかなり明快でわかりやすく、それをうまくラストにつなげてあり、しかも、原作をむりやりかえている感じもなくて、なかなかの好作品だったと、思います。
飽きることなく、面白く見ることができました。

主演北川景子さんも、高校生とは思えない、すぐモデルになっても違和感のない美貌の主人公ゆかり、にぴったりで、演技もなかなかよかったと思います。
また、モデルの時の表情、細かい微妙な変化が、特によかったです。

ジョージ役の向井理も、背の高さ、抜群のプロポーション、普段めったにお目にかかれない、男性だと、なかなか着ることのない派手な衣装を着ていて、それでも、違和感なくかっこいい。堪能させていただけて、たのしかったー。向井理かっこいいっ!!!

ジョージの規制の枠に収まりきらない奔放さが、日本では結局うけいれられず、ジョージはパリへと旅立つのが原作のラストですが、映画では、そういう奔放さの受け入れ先として、アメリカのショービジネスという特異な世界の中で、成功するという解釈でした。こんなラストにちょっと納得。

そういう解釈によって、二人がハッピーエンドのラストを迎えたシナリオが、原作を超えた展開となって、すっきりとしたというか、ほっとしました。原作では、別れてしまった二人が、結ばれて、うれしかったです。

ジョージが最初にめざした「女の子に幸せをあたえる服作り」ではないけれど、ショービジネスによって、舞台衣装づくりというもので、老若男女すべての人に幸せと夢をあたえるという結末は、それもそれでまあありかなと、思えました。

学歴社会で生きることが幸せという固定観念からの脱出、自分の頭で考え、自分の意思で行動し、母親からの強制でなく自分で自分の人生を生きろ、と、ジョージは、何度も言います。自分の意思でモデルをめざし、仕事がらみで訪れたアメリカで、ゆかりは、自分の足でジョージのいるところにたどりつきます。
ジョージもまた、女の子のための服作りという固定観念から脱出し、舞台衣装づくりという分野に至るまでになります。ここまでいくのには、ジョージもまた相当の苦しい葛藤があったのではないでしょうか。
ゆかりも、ジョージも、ゆかりの母も、視聴者も、思い込みや固定観念から、脱出していく。
自分の頭で考え、自分の意思で行動する。

人生という舞台を自分の足で歩け。

という物語でした。

ロボットのような歩き方をしていたゆかりが、
本番では、もっとも美しく歩き、満場の喝さいをもらうシーンもまた、印象的でした。
(でも、いくらはじめてでも、あの歩き方はちょっとありえないと、おもいますけどねぇ。)


それにしても、『NANA』21巻の後が、発売されないけど、どうなっちゃたのでしょうか。
21巻で完結したのでしょうか?

完結するところまで読みたいです。

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パラダイス・キス@ぴあ映画生活
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# by civaka | 2011-12-14 12:21 | 映画 | Comments(0)